米IBMは現地時間の3月17日、Twitterのデータからビジネス洞察を得るためのクラウドデータサービスの提供を開始した。これにより、ビジネスユーザーによる効果的なソーシャルリスニングを支援する。
ソリューションの提供に先立ち、米IBMと米Twitterは業務提携を結んでおり、既に100社を超える企業が早期エンゲージメントに参加しているという。
今回提供を開始したクラウドデータサービスでは(1)ソーシャルデータに対応したアプリケーション「IBM Insights for Twitter」を利用し、集約された洞察を検索/抽出可能(2)Watson AnalyticsとTwitterデータの統合(3)高度なビッグデータ分析基盤「IBM Enterprise Hadoop-as-a-Service」の全ての機能とTwitterデータの統合――などが実現できる。これにより、企業の意思決定を支援する他、グローバルマーケティングの推進や、ソーシャル活用による市場への鋭敏な感覚を養うことをサポートしていく構えだ。
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