ビッグデータ活用で、期待の高いマーケティングの主要5分野はこれだ米国イベントで議論(1/2 ページ)

マーケティングにおけるビッグデータの役割と効果について議論された米国でのイベント内容をまとめた。ビッグデータによる大きなインパクトが期待されるマーケティングの主要5分野を紹介する。

» 2014年04月15日 14時21分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]

 今年3月31日〜4月3日の4日間、ニューヨークでClickZ.comのイベントが開かれた。このイベントのテーマの1つに挙げられたのが、「マーケティングにおけるビッグデータの役割と効果について」。もはや単なるバズワードでなくなったビッグデータに関し、マーケティングの観点から具体的にどのような効果が見込めるのか、どう利用すべきかが議論された。2014年4月8日に同サイトに掲載された記事“Is Big Data Really Working for Marketers?”(「ビッグデータは本当にマーケターの役に立っているか?」)にまとめられている。この記事によると、実際問題として「ソーシャルメディアやCRMのデータを統合/活用しようとしてはいるが、リアルタイム性や規模に応じて最適化された利用はされていない」という見解が出ながらも、ビッグデータによる大きなインパクトが期待されるマーケティングの主要5分野を挙げている。それが「セグメンテーション」「ペルソナ開発」「ソーシャル分析」「チャネル最適化」「コンテンツキュレーション」だ。

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