現在、若者離れが叫ばれるFacebookだが、Pew Research Centerの調査によると依然としてティーンエージャーのFacebook利用率は高い。必ずしも、若者がFacebookを見放しているとは言えないようだ。
米調査機関Pew Research Centerは2月3日、“6 new facts about Facebook”(「Facebookに関する6つの事実」)という調査結果を発表した。同調査機関が行ったインタビューによると、人々がFacebookに抱く好悪の感情がみえてきたそうだ。具体的には以下の6点になる。
Facebookの嫌いな側面としては、最も高かったのは「個人情報をシェアしすぎる」(36%)、「ほかの人が許可なく自分のことや自分の写真を投稿する」(36%)の2点。逆に「また自分が参加していないソーシャル活動の投稿を見ることが嫌」という意見は5%と最も低かったが、嫌な人はその思いが非常に強いようだ。ちなみに大半のユーザー(84%)は、そうしたFacebookの投稿に惑わされることはまったくないという。
女性の場合、Facebookを利用する理由として最も高いものが「写真や動画の共有」(54%)、「一度にたくさんの人々とつながる」(50%)となっている。一方男性は、それぞれ39%、42%の割合。ただ男性の場合、Facebookを利用する理由が分散されており、「一度にたくさんの人々とつながる」(42%)、「写真や動画の共有」(39%)、「ほかの人からの更新情報やコメントの受け取り」(39%)だ。
なお、Facebookを利用する理由として、「ほかの人からの更新情報やコメントの受け取り」「最近のニュースやイベント情報の収集」「自分が投稿した記事のフィードバック」の3点はあまり差がなかったという。
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