アドビ システムズ、ソフトバンク・テクノロジーと共同でSBI証券へAdobe Analyticsを導入Webサイト最適化

アドビ システムズは7月31日、ソフトバンク・テクノロジー(以下SBT)と協業し、アドビシステムズが提供する分析ソリューション「Adobe Analytics」をオンライン証券大手のSBI証券に導入したことを発表した。

» 2013年08月01日 17時23分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]

 同ソリューション導入の目的は、Webサイト最適化のためのPDCAサイクルを加速することだという。

 SBI証券は2012年8月に、Webアクセス解析ツール「Adobe SiteCatalyst」を導入し、本格的にWebアクセス解析に着手。それまではWebサイトの効果測定に向け、インハウスでアクセス解析を実施していたが、より効果的なWeb解析を目指し、アドビシステムズのデジタルマーケティングソリューションの採用を決定した。そして今回、より解析に適したデータの取得やレポーティング機能強化に向け、Adobe Analyticsの導入に至ったという。

 システム構築を請け負ったSBTは、同社のWebコンサルティングサービス「SIGNAL」によるデータの有効活用法を提案し、全社展開支援を担当。SBI証券におけるWebマーケティングの共通基盤としてAdobe Analyticsの構築を進め、全社にレポートを自動配信することで「データの見える化」とスピーディなPDCAサイクルの実現を目指したという。

 今回導入したAdobe Analyticsにより、より詳細かつ効果的なWebサイト分析に向け、必要なデータの収集やレポーティング業務の自動化、担当部門間でのデータ活用や情報共有を実現し、Webサイト最適化サイクルの迅速化を測っていく。

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