電子書籍が普及すれば、計測需要も拡大する――。コンテンツの電子化ソリューションに強みを持つアドビ システムズ(以下、アドビ)は、Webサイト分析ツール「Adobe Analytics」(旧SiteCatalyst)の分析対象チャネルを電子出版物にも拡大することで、新たなビジネスチャンスを狙う。
インプレスR&Dの「電子書籍ビジネス調査報告書2012」によると、日本の電子出版市場は2016度年には2200億円に達するという。この数字は2011年度比で3.1倍の成長を意味する。市場の成長を支えるプレイヤーとしてコンテンツの電子化(アプリ化)を支援するアドビにとって、電子出版市場の拡大予想というのは歓迎すべき情報だろう。
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