オリジナルのデジタル雑誌を活用したセールスプロモーション支援サービスを開始、大日本印刷相互送客できることが特徴

 大日本印刷(DNP)と、DNPメディアクリエイト(以下DMC)は1月25日、スマートデバイス端末で閲覧できるプロモーション向けデジタルマガジンの制作、運用支援をするサービスを開始すると発表した。

» 2013年01月28日 20時29分 公開
[ITmedia マーケティング]
 

 同サービスは、複数の企業の商品やサービスの情報を編集し、スマートデバイスで閲覧できるデジタルマガジンとして提供するというもの。これにより、消費者の商品やサービスへの理解促進を図る。

 デジタルマガジンの特長は、価値観や嗜好が近い異業種の複数企業を集め、それらの企業の商品やサービス情報を組み合わせて、パッケージコンテンツとして発信できること。これまで会報誌やメールマガジンなどで独自に情報提供してきた企業に対し、自社会員以外のターゲットにアプローチできるようにする。DNPでは、相互送客による新規顧客獲得などのプロモーション効果が期待できるとアピールしている。

 最初の取り組みとして25〜40代に向けたデジタルマガジン「Brillat」を2012年12月20日に創刊した。デジタルマガジン1タイトルあたり1000万円程度を想定している。DNPは、同事業で2015年度までに10億円の売り上げを目指す。

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