気軽に友達とのコミュニケーションがとれることで人気のFacebook。しかし、つながりたくない相手から友達申請が来て、困った経験がある人も多いようだ。マクロミル調べ。
急速に利用者を拡大しているFacebook。利用者はどんな目的でアクセスしているのだろうか。
マクロミルの調査によると、Facebook利用者に「どのようなことをして楽しんでいますか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「友達の近況をチェックする」で65.2%。以下、「昔の友達を探す」が54.8%、「自分の近況報告をする」が41.4%、「写真を投稿する」が32.2%、「友達とFacebook上で会話する」が30.6%で続いた。
利用頻度は「1日に1回以上」が半数を超え、利用時間は1日平均19分だった。
友達とのコミュニケーションが利用動機の上位に並んでいるが、どんな出来事があった時に投稿したくなるか聞くと、トップは「楽しい」で43.8%。以下、「共感した」(36.6%)、「面白い」(36.2%)、「感動した」(35.8%)、「うれしい」(33.8%)がほぼ同じ割合で並んだ。
また、「友達の投稿について『いいね!』を押したくなる時」を尋ねると、「共感した」が65.8%と最も多く、「楽しい」(50.6%)、「面白い」(47.2%)、「感動した」(45.4%)、「うれしい」(41.2%)と続いた。
さまざまな人と気軽にコミュニケーションできるFacebookだが、「友達申請が来て困ったことがある」という割合は42%。「困る」の割合は、男性(35.0%)より女性(53.9%)の方が高く、年代が下になるほど高くなっていた(50代以上28.6%、40代38.4%、30代47.1%、20代50.0%)。
具体的なエピソードでは、「前の彼女からの申請は困る」(27歳男性)、「既に辞めた社員から。もう関わりたくなかった」(34歳男性)、「家族からの友達申請」(22歳女性)、「上司からの申請。プライベートまで、明かしたくないけど、無視も出来ず困る」(34歳女性)などが挙がった。
インターネットによる調査で、対象はFacebookに登録し、現在利用している男女500人(男性309人、女性191人)。調査時期は2月16日と17日。
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