アイレップがオフィスを溜池山王に移転する。それは良いとして、移転に関する特設サイトがすごい。というかひどい(ほめ言葉)。
SEM事業を展開するアイレップが2月20日、オフィスを都内・溜池山王に移転する。それはいいとして、移転の理由がすごい。というかひどい(ほめ言葉)。なんでも同社の取締役が「巨人に踏み潰された」ためらしい。えっと今日はエイプリルフールじゃないよね?
バーグハンバーグバーグが制作した、オフィス移転に関する特設サイトでは、巨人に踏み潰されたという渡辺隆広取締役が包帯を巻いた痛々しい姿で登場している。「1日15回くらい毎日腹筋をするというハードワークを行なっていた」ためこの程度のダメージで済んだそうだ。
ちなみに同社は昨年のエイプリルフール企画として、巨人の背に本社を移転したと告知し、そこそこ話題になった。今回の事件を受け、さすがに社員も「もうこんなところで働けない!」「よくよく考えたらメリットない!」と気付いたと、特設サイトは説明している。
溜池山王のオフィスは、(1)駅直結のため巨人に見つからずに出社可能、(2)国会議事堂と大使館があるので警戒して襲ってこない、(3)「溜池山王」という名前の山の王がいるはずなのでビビって追ってこない、(4)溜池山王は1日12万人が使う駅だから社員に似てる顔の人も多いので巨人にバレない、(5)オフィスがワンフロアになることで風通しがよくなり、巨人を倒す物が生まれる!――といった理由で選んだという。読めば読むほど訳が分からないが、今度こそアイレップに平和が訪れるよう祈りたいと思う。
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