コムエクスポジアム・ジャパンが企業のマーケティング活動における予算や主要な関心事を探る定点調査の結果を紹介する。
マーケティングカンファレンス「ad:tech tokyo」や「Brand Summit」などを主催するコムエクスポジアム・ジャパンは、企業の広告・マーケティング担当者を対象に、2025年の取り組みに関するアンケートを実施した(2024年11〜12月、回答数127)。
2025年度の広告マーケティング予算の増減予定について聞いたところ、最多は「今年度と同程度」(59.8%)だった。以下、「微増(3〜5%程度)」(14.2%)、「増加(6から10%程度)」(12.6%)、「大幅増加(11%以上)」(5.5%)と続き、32.3%の企業は予算増の見込みであることが分かった。
2025年に注力したい施策としては「オウンドメディア」「顧客ロイヤルティ向上」が共に29.9%でトップになった。「コンテンツマーケティング」「インフルエンサー・SNSマーケティングの強化」がそれに続いて多く挙げられた。また、「生成AIの活用」は前年に続き上位に位置しており、既存顧客とのつながりや第三者からの推奨を重視する傾向が見えた。
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