サイバー・コミュニケーションズは9月10日、スマートフォン分野の受託開発を行っているディー・オー・エムと共同で、アンドロイド端末のセキュリティロック解除後にフルスクリーンで広告を表示するシステムを開発したことを発表した。
本広告商品は、Androidスマートフォンにおいて、スリープモードから復帰する際のセキュリティロック解除時に、ロック解除からホーム画面が表示されるまでの2〜3秒間にフルスクリーンで広告を挿入するもの。ページ遷移時に、ページとページの間に表示する「インタースティシャル型広告」となる。ユーザーの年齢や性別といった登録情報を基にしたターゲティング配信、GPSを活用した地域ターゲティング、時間帯別セグメント配信が可能。セキュリティロック解除後の数秒を広告表示することにより、使用しているアプリの制限を受けることなく、フルスクリーン広告スペースを広告主に提供する。またユーザー側は、スマートフォンの利用目的を阻害されることなく、有益な広告情報を享受できる。
cciは今後もセキュリティロック解除時広告の新たな価値創出と市場拡大を目指し、より多くの企業のスマートフォン広告活用を支援していくという。
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