最近、IT業界・ビジネス界に共通する最大の課題の1つに、「データサイエンティスト不足」がある。
マサチューセッツ州工科大学のビジネススクールであるMIT Sloanのブログ記事“Predicting the Performance of Analytics Talent”(「分析能力のパフォーマンスを予測する」)によると、300人のITプロフェッショナルを調査したところ、ビッグデータプロジェクトの55%は、未完了のまま投げ出されているという。その理由として、8割のITプロフェッショナルが口を揃えて答えるのが、「社内のマネージャー自身、データから適切なインサイトを引き出す専門スキルを持っていないこと」と「そもそもプロジェクト自体に、データのまわりにあるビジネス上の意味や文脈を読み取るスキルがないこと」の2つだ。
データサイエンティストは本当に不足しているのか?――従来型のデータアナリストとの違いを考える
第6回 データ・サイエンティストに学ぶビッグデータのマーケティング・イノベーション3つのポイント
オンラインブランド広告の実際的な効果を測る指標――ますます問われるデータの質
ビッグデータ技術の導入/活用/知識――IT部門とマーケティング部門に温度差Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.