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» 2017年04月04日 07時00分 UPDATE

【連載】「Adobe Analytics」を使いこなす 第3回:コンテンツ分析でも役立つアトリビューション分析 (1/2)

見過ごされがちなコンテンツ分析の落とし穴はどこにあるのか。今回は、集客の分析で良く用いられるアトリビューションの考え方を応用し、コンテンツの長期の間接効果をユーザー視点で分析する方法を紹介する。

[清水誠, 福島丈範,インテリジェンス ビジネスソリューションズ]

 Webサイトの分析は効果が分かりやすい集客がメインとなりがちだ。コンテンツを評価するといってもページビュー(PV)数やセッション数を単純に一定期間で比較する程度にとどまることが多い。

 だが、これでは新しいコンテンツと古いコンテンツが混ざってしまい、正しい評価ができなくなる。一般的にコンテンツは公開直後にもっともよくアクセスされ、古くなるにつれてアクセスが減っていくためだ。

 コンテンツには相乗効果や長期的な効果もある。1つのコンテンツだけを閲覧してコンバージョンに至ることはまれであり、幾つかのコンテンツを見た結果、知識やモチベーションが高まっていき、ある程度の時間を経てコンバージョンに至ることが多い。

 また、ひと口にコンテンツといっても「ユーザーの興味を引くコンテンツ」もあれば「ユーザーの疑問や困りごとに答えるコンテンツ」など、目的はさまざまであり、全てのコンテンツが売り上げにつながるというものでもない。そのため、会員登録や購入といったよくあるコンバージョンのみでは正しくコンテンツを評価できないことが多々ある。

 今回は、集客の分析で良く用いられるアトリビューションの考え方を応用し、コンテンツの長期の間接効果をユーザー視点で分析する方法を紹介する。

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