「白糸の滝」や「竜返しの滝」などの観光名所を抱える白糸ハイランドウェイは、年間30万台の通行量を誇る10kmの有料道路。運営会社は以前、通行車両の情報を台帳に記録していたという。そんな同社は2012年、業務の効率化と「利用者とのコミュニケーションを大切にしたい」という目的でSalesforceを導入。これによりタブレット端末でデータの蓄積が可能になり、時間別や季節別の利用動向を分析することで、売り上げ予測や、混雑状況を反映したシフト作成を実現したという。日々の集計業務の効率化も可能になったほか、国土交通省へ報告する通行台数や料金についてもこのデータを活用している。
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