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» 2017年06月10日 09時00分 UPDATE

週刊「調査のチカラ」:現代人の時間の価値 オンタイムは3669円、オフタイムは6298円

生活者の時間に対する意識、子どもの意識の20年間における変化など、「時間」をキーワードに関連調査データを集めてみました。

[やまもとはるみ,ITmedia マーケティング]

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 6月10日は「時の記念日」。7世紀に天智天皇(中大兄皇子)が日本で初めて時計を作り民に時を知らせたといわれる日が、現在の暦でこの日に当たるのだそうです。時は金なり。ビジネスにおいて時間当たりの生産性を高めるべく、日々データとにらめっこしながらPDCAサイクルと格闘する方も多いのではないかと思います。一方で、時間に追われてばかりの日々もまた味気ないものです。たまには時計を外してぼーっと時の流れに身を任せて過ごすのもいいのではないでしょうか。そのような時間を少しでも多く持つためにも、ますますの効率化を……と、何だか堂々巡りしていますが、それはともかく、今週も9万件超のストックを持つ調査まとめサイト「調査のチカラ」から、気になるレポートをお届けします。

時間に追われているのは「社会人」よりも「学生」

 時の記念日にちなんで、セイコーホールディングスは現代人の時間に対する価値についての調査を実施しました。10〜60代の男女1200人に「時間に追われていると感じるか」を尋ねたところ、全体の約7割(69.1%)が追われていると感じており、「社会人」(71.4%)よりも「学生」(83.6%)の方がその感覚が強いことが分かりました。続いて「自分の1時間の価値がいくらか」値付けしてもらったところ、「仕事や家事・勉強をするオンタイム」は1時間当たり3669円、「プライベートなオフタイム」は同6298円と、オフタイムの方が1.7倍高くなっています。世代別に見ると、10代、20代では圧倒的にオフタイムの方が高く(オンタイム:4354円 オフタイム:11337円)、年代が高くなるにつれオンとオフの差が縮まり、50代でオンとオフが逆転しています(オンタイム:4584円 オフタイム:3201円)。ミドル世代の仕事はそれだけ価値が高いと自負しているようです。もしくは「仕事をしていられる時間」「自分が必要とされている時間」に価値を見いだしているのかもしれませんが。

(出典:セイコーホールディングス)《クリックで拡大》

「親父にもぶたれたことない」子が20年で大幅に増加

 博報堂生活総合研究所は、「こども20年変化」の調査結果を発表しています。同社では1997年から10年ごとに、小学4年生から中学2年生の子どもたちを対象にほぼ同じ質問内容のアンケート調査を続けてきました。今回のレポートはその中から20年間で変化のあった項目に注目したものです。2017年調査で大幅に上昇したのは「豊かさ実感」と「幸福度」。「自分は幸せな方だ」と答えた子は2017年は91.4%(1997年:77.6%)、「自分の暮らしは豊かな方だ」が同82.0(1997年:65.7%)でした。一方、「大人からたたかれた経験」は大幅に減少。「お母さんにぶたれたことがある」は2017年48.6%(1997年:79.5%)、「学校の先生になぐられたことがある」は同1.6%(1997年:18.9%)と過去最低の結果となりました。なお、「父と母の尊敬の度合い」では、2017年で父と母が逆転。「お母さんは『尊敬する人』」が2017年は68.1%(1997年:54.8%)で過去最高だったのに対し、「お父さんは『尊敬する人』」は同61.5%(1997年:59.7%)と横ばいでした。お父さんは仕事に追われ、子どもに向き合う時間が減っているためか、はたまたお母さんのパワーが増大しているのか。

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