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» 2017年04月01日 07時00分 UPDATE

週刊「調査のチカラ」:スマホで進化する日本人、「スー女(相撲好き女子)」誕生の背景に何があった?

スマートフォンが激変させた私たちのライフスタイル。週刊「調査のチカラ」では、今起こっていることを調査データを基にありのまま伝えます。

[やまもとはるみ,ITmedia マーケティング]

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 スマートフォン(スマホ)のカレンダーアプリに既に新年度のスケジュールがびっしりと入っている方も多いことと思います。2007年のiPhone登場から10年、スマホはすっかり生活者の日常に溶け込み、人々のライフスタイルにも変化をもたらしているようです。今回は調査まとめサイト「調査のチカラ」の9万件超のストックから、スマホの影響力を象徴するような調査データを集めてみました。

2016年テレビCM、タレント別出稿は「三太郎」と「白戸家」が上位を独占

 スマートフォンの普及は、テレビCMの出稿状況にも現れているようです。ビデオリサーチは、関東、関西、名古屋の3地区の各民放5局を対象に、2016年の年間(1〜12月)テレビCM出稿動向をまとめました。商品種類別では、関東地区は「通信・Web系サービス」(前年比126.0%)、関西地区は「郵便・電信・電話」(同105.7%)、名古屋地区は「住宅・建材総合」(同107.2%)の広告が最も多く出稿されました。タレント別では、松田翔太(1位)、桐谷健太(2位)、濱田岳(4位)の「三太郎」に「鬼ちゃん」の菅田将暉(6位)、「かぐや姫」の有村架純(7位)など、KDDI(au)の一連の出演者が上位をほとんど独占しました。KDDI以外では、上戸彩(3位)、桐谷美玲(5位)がランクイン。こちらも通信キャリアCMに出演したタレントです。さらに、13位の中条あやみは、NTTドコモ、ハーゲンダッツのCMにより、前年222位から急上昇しています。テレビCMは「時代を映す鏡」といわれます。スマホが経済を後押しし、スマホで収益を挙げる会社がサブカルチャーをもリードしているといえそうです。

「捨てたい」「救われる」 女子高生のスマホへの揺れる感情

 BIGLOBEは、10代から40代までのスマートフォンを所有している人々(10代は15〜18歳の高校生)を対象に「若者のスマホ利用実態に関する調査」を実施しました。「初めて自分専用で所有した携帯電話の端末は?」という質問に「スマートフォン」と答えた人の割合は、10代が67.9%と最も高く、他の年代を大きく上回りました(20代:54.0% 30代:31.7% 40代:34.0%)。「スマホを捨ててしまいたい(離れたい)と思ったことがありますか」という問いには、女子高校生の27.0%が「ある」と回答。一方で、「スマホにピンチを助けられたり、心が救われたりしたことがありますか」という質問では63.0%が「ある」としており、いずれも他の年代と比べて高い傾向となっています。ティーンエージャーの揺れる心にそっと寄り添うのは、親や家族よりもスマホなのかもしれません。

スマートフォンで中年世代の「マンガ回帰」が加速

 LINEは、「スマートフォン時代におけるマンガコンテンツの利用動向に関する意識調査」を実施しました。15〜49歳の男女1229人を対象に「マンガコンテンツ閲覧時に利用する媒体/デバイス」を尋ねたところ、「紙」(45%)、「スマホ」(27%)、「その他(タブレット等)」(10%)の順となっています。これを2年前に実施した同調査と比較すると、紙の利用は横ばい(2015年:47%、2017年:45%)ですが、「スマホ」は2015年の18%から、今回は27%と利用が拡大していることがうかがえます。スマホでマンガを閲覧している人を年代別に見ると、30〜40代の利用が2015年の25%から2017年では42%と伸びており、かつて紙のマンガ雑誌・単行本に慣れ親しんだマンガ少年やマンガ少女が、スマホの普及を機にマンガ市場に回帰し始めていることが見て取れます。紙で全巻を所有していた往年の名作も、発売日に書店に買いに走った週刊コミック誌も、瞬時に手のひらの中に――。かつての「あんな夢こんな夢」をかなえてくれるスマホは、ミドル世代にもかけがえのない存在です。

相撲アプリの女性20代ユーザーが1年で2倍に

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