電通PRCと電通PMPが「PRイベント×リテール」を提供開始 話題化から送客・購買までワンストップで共同ソリューションの第1弾

電通PRコンサルティングと電通プロモーションプラスは、PRによる話題化を購買行動につなげる取り組み「PR×CXソリューション」の第1弾として、「PRイベント×リテール」の提供を開始した。

» 2024年05月09日 12時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 電通PRコンサルティング(以下、電通PRC)と電通プロモーションプラス(以下、電通PMP)は、PRによる話題化を購買行動につなげる取り組み「PR×CXソリューション」の第1弾として、「PRイベント×リテール」の提供を共同で開始した。ユーザー企業のPR活動の中でも実施頻度の高い記者発表会やPRイベントによる情報発信とリテールメディアを中心とする販売促進施策を組み合わせ、ワンストップで提供する。

PRイベント×リテールの4つのフェーズ

 PR×CXソリューションは、電通PRCが社会と企業をつなげるPRコンテンツで情報発信し、電通PMPが生活者と企業、リテールを結びつけるブランド体験機会を作ることで、潜在層への話題化、顧客動線づくり、購買喚起・検証までを一貫して支援する。

 具体的には下記4つのフェーズで最適なソリューションを提供する。

  1. コアアイデア/コンテンツ制作(記者発表/PRイベント制作):報道メディアに加えて、インフルエンサーや生活者インサイトを考慮したPRコンテンツを設計し、メディア・生活者ファーストのイベント制作を実施する。
  2. PESOプランニング(情報流通デザイン):記者発表とPRイベントを起点とし、ペイドメディア、アーンドメディア、シェアードメディア、オウンドメディア(PESOメディア)による最適な情報発信を計画する。話題化を加速させる情報流通をデザインする。
  3. 顧客体験・コンバージョン獲得:PRを使った話題化の機会を逃さないコンバージョン獲得、ファン化への各種リテール施策を実施する。PESOメディア活用による情報流通デザインとの連動により、潜在層への認知拡大ファネルへブランド体験とコンバージョン獲得施策プランニングをする。
  4. KPI分析:報道の露出量、ソーシャへメディアへの拡散などのPR施策のレピュテーション分析、顧客誘引施策、リテール施策といった効果検証により、ブランド体験・来店効果・購買顧客を可視化する。綿密な振り返りと購買起点でのリプランニングを提供する。

 両社は今後もPRと販促をワンストップで提供し、PRでの潜在顧客の発掘と送客、購買までを支援するサービスを共同開発する。

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