「プレミアムフライデー」のビジネスチャンスはどこにある?週刊「調査のチカラ」

忘年会にお歳暮に、お金が動くシーズンが到来。2017年2月には「プレミアムフライデー」がスタート。2016〜2017年、日本の「消費」はどう変わるのか。調査データで探る。

» 2016年12月17日 08時00分 公開
[やまもとはるみITmedia マーケティング]

関連キーワード

調査 | ランキング | マーケティング | 興味 | 統計


 2017年2月24日の実施が決まったプレミアムフライデー。金曜日といえばかつては「花金」でしたが、いずれにしても華やかな気持ちで週末を迎え、土日にしっかりリフレッシュしたら、仕事の質も上がるかもしれません。2016年もあと2週間となりました。調査まとめサイト「調査のチカラ」の8万件超のストックから、今回も年末らしい話題など、気になる調査データをピックアップしました。

プレミアムフライデー、キーワードは「金発」

 博報堂の専門組織「博報堂行動デザイン研究所」は、先ごろ経済産業省が実施を発表した「プレミアムフライデー」について、その過ごし方についての調査を実施しました。月末の金曜日に15時の終業を推奨するこの制度の認知率は、37.3%でした(「どんなものか、内容まで知っていた」:13.6%、「聞いたことがあった」:23.6%)。また、プレミアムフライデーの過ごし方では「旅行」が31.5%でトップ、「自宅でのんびり過ごす派」が30.3%で続きました(単一回答の結果)。なお、旅行の形態としては「一泊1.5日の国内旅行(金曜夕方出発、土曜夜帰宅)」が57.4%(複数回答)と、全世代で高い評価を獲得しています。博報堂では、金曜発の小旅行を「金発(きんぱつ)ツーリズム」と名付け、関連商品の展開によって経済浮揚効果が期待できると見ています。金髪ではなく金発。流行るでしょうか。

「ピコ太郎」「恋ダンス」、一番見たい宴会芸は?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.