今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10です。
対前月比で4位と5位が入れ替わり、4位「Salesforce Marketing Cloud」、5位「Adobe Marketo Engage」となりました。
これまで順調に伸長していた2位の「Hubspot」は、今回はマイナス92ドメインと落ち込みました。
2023年1月1日から2024年11月1日でのTecplusデータを調べてみたところ、1位の「Marketing Cloud Account Engagement」から「Hubspot」へスイッチしたドメインはわずか25で、多くは他のツールへ流れていました。
1位、2位が低迷する中、3位の「Bownow」はプラス80ドメインと大幅に躍進しました。
多くの調査会社から高い市場成長を見込まれいるMAツールですが、現状、国内での伸びはいまひとつのようです。国内では、Marketing Cloud Account EngamenentやHubSpotが高いシェアを持っていますが、米国には、日本に本格的に市場参入していないMAツールが数多くあります。日本においても、Top10中6ブランドが米国製品です。
遠隔のコミュニケーションを必要とした米国のマーケティングと異なり、日本では対面でのビジネスがメインです。しかし、DX化を推進する企業や国内のMAベンダーも増加していることから、効率的にMAを使おうと思考する中小企業も拡大する事が予測されます。
TecPlus(テックプラス)はAI塔載型チャットツールを提供するチャットプラスが提供する競合テクノロジーの導入・解約情報データ(テクノグラフィック)サービスです。同サービスは高精度のトラッキング技術で国内150万以上の企業のドメイン・URLを解析。海外および国産の1000以上のツールについて、「いつから導入開始?」「いつに解約された」「企業のテクノロジー環境は」「どのサイトへ導入されている?」などを特定し、自社の営業活動やマーケティング効率を最大化するデータ提供を国内ICT企業やDXを促進する一般企業向けに提供しています。これを基に当連載ではテクノグラフィックデータにフォーカスし、関連製品の導入数ランキング(直近1カ月)を週替わりで紹介します。
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