Yahoo! JAPANと博報堂グループ、テレビの実視聴とWeb行動データを統合したメディアプランニングツールを提供「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」を活用

Handy Marketingと博報堂DYメディアパートナーズ、ヤフーは、テレビとインターネットの次世代型メディアプランニングツール「Handy Media Planner」を提供することに合意した。

» 2017年04月11日 17時30分 公開
[ITmedia マーケティング]

 Handy Marketingと博報堂DYメディアパートナーズ、ヤフー(Yahoo! JAPAN)は、メディア横断の統合マーケティングの支援を目的として、テレビとインターネットの次世代型メディアプランニングツール「Handy Media Planner」を提供することに合意した。

 Handy Marketingは博報堂DYメディアパートナーズとYahoo! JAPAN、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)がデータマーケティングの発展を目的とし、マーケティング関連サービスを研究・開発するために共同で設立した企業。

 Yahoo! JAPANでは、関東・関西に居住する約8000人の調査モニターを対象に24時間365日のテレビ実視聴データとYahoo! JAPANサイトの行動データをひも付けた調査パネル「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」を構築。これを活用することで例えば、同一モニターのテレビCM視聴行動と検索行動の関連性や、テレビCMとインターネット広告接触の複合効果などを分析できる。

Yahoo!メディアオーディエンスパネル《クリックで拡大》

 Handy Media Plannerでは、Yahoo!メディアオーディエンスパネルの広告接触などのデータを含めたテレビCMおよびインターネット広告の広告効果データ(10万人規模)を活用し、テレビCMとPC、モバイルのインターネット広告を組み合わせた最適な出稿パターンを提示する。また、あらかじめ決められた出稿計画におけるリーチや認知、態度変容を推計することも可能。テレビCMとインターネット広告を同一指標で評価することで、それぞれの最適な出稿計画を導くことができるという。

シミュレーション例《クリックで拡大》

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