私はこれまでの人生で、色々な人と一緒に働いてきました。その中で、伸びる人とそうじゃない人には1つの大きな違いがあります。それは、シゴトを「楽しめる」かどうか。シゴトでココロオドっているかどうかです。
よく取材などで「最終的に会社はどれぐらい大きくしたいですか?」とか「利益はどれぐらいまで伸ばしたいですか?」なんて聞かれます。けど、それらは全て結果であって、目標になることはあり得ません。
天変地異が起きたとき、ユニークな特徴を持った個体がいる種が最終的に生き残ります。この自然界の原理は「チーム」にも当てはまると思います。今回はチームを構成するスタッフのユニークネスの重要性について考えます。
これまでに「ユーザ、ユーザ、ユーザ」「引き算」「まずやってみる」を見てきました。今日は4つ目の行動規範である「スーパー戦隊」について考えてみたいと思います。1人じゃ超えられない壁がチームだと超えられるんです。魔法みたい。
ウォンテッドの行動規範(3)は、「頭でっかちに考えず、まずは動く最小限のプロトタイプを作って、フィードバックをもらいながら改善していく」です。
ウォンテッドの行動規範(2)は、「引き算:足すよりも、引いて引いて、捨てまくって、本質だけにフォーカスする。焦点を絞る。一度に1つのことだけにフォーカスして、そこに全力投下」です。
ソーシャルリクルーティングサービス「Wantedly」を運営するウォンテッドにはユニークな行動規範があります。素朴で、力強くて、ちょっと可笑しいそれらの「きまり」は、市場を前にしたすべての人々の振舞い方の理想を示しているように思えました(「ITmedia マーケティング」編集部)。