今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介します。
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介します。まずは、パーソナライゼーション製品の国内売れ筋TOP5です。
長らく5位のポジションにいた「Deqwas」と入れ替わる形で、「OneSignal」が浮上しました。Onesignalは、ITソフトウェアレビューサイトのG2でも高い評価を受けています。あらゆる規模の企業が超高速でパーソナライズされたメッセージングを通じて顧客のエンゲージメントを高め、リテンション(顧客維持率)と収益を向上させられる顧客エンゲージメントプラットフォームです。
全体的に微増微減の中、最も減少したのはイー・エージェンシーの「さぶみっと!レコメンド」です。トップの座はキープしたものの、長期的に見ると下降トレンドが続いています。今回はマイナス44ドメインと、大幅に減少しました。
次は、「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋TOP5を紹介します。
1月度のA/Bテストツールランキングは順位の変動こそなかったものの、全体的にマイナスという結果になりました。最も減少したのは3位の「VMO」で、マイナス67ドメインでした。
唯一プラスだったのは、5位のプレイド「KARTE Blocks」です。対前月比でプラス7ドメインと微増ではありましたが、2024年5月にTOP5に登場して以来、増減を繰り返しながらも全体的な視点で見ると増加傾向にあります。
世界最大のリサーチストアであるResearch and Marketsは、A/Bテスト市場の伸びを下記のように予測しています。
A/Bテストソフトウェア市場は、2023年の10億5000万米ドルから2024年には11億6000万米ドルに成長しました。年平均成長率(CAGR)10.83%で今後も成長を続け、2030年には21億7000万米ドルに達すると予測されています。
世界のA/Bテストの成長に反し、国内市場は低迷を続けています。
TecPlus(テックプラス)はAI塔載型チャットツールを提供するチャットプラスが提供する競合テクノロジーの導入・解約情報データ(テクノグラフィック)サービスです。同サービスは高精度のトラッキング技術で国内150万以上の企業のドメイン・URLを解析。海外および国産の1000以上のツールについて、「いつから導入開始?」「いつに解約された」「企業のテクノロジー環境は」「どのサイトへ導入されている?」などを特定し、自社の営業活動やマーケティング効率を最大化するデータ提供を国内ICT企業やDXを促進する一般企業向けに提供しています。これを基に当連載ではテクノグラフィックデータにフォーカスし、関連製品の導入数ランキング(直近1カ月)を週替わりで紹介します。
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