インターネットのニュースメディアの中心セグメントは「おやじ」だ。性別、年齢というベタなセグメントで分析すると、男性、40〜50代が読者なのだ。女性や若者向けは驚くほど少ない。だが、新しいコンセプトで市場に参入しているこれまでにないニュースメディアもある。
新しいニュースメディアの立ち上げを古典的なマーケティング戦略のフレームワークである「4P」に当てはめて考えてみる。今回はPlace(流通)/Price(価格)について。
ニュースサイトは基本的に“おじさんメディア”である――。そんな常識の打破を目指して、さまざまなニュースサイトが新機軸を打ち出している。今回はニュースサイトの中でもひときわ“おじさん”度が高いビジネス系ニュースサイトの現状を俯瞰する。
Yahoo!ニュースに近づく朝日新聞、独自路線の日本経済新聞――。「横並び」と言われることが多い新聞各社のデジタルへの取り組みに差が出始めている。
PV増のためにYahoo!ニュースに“拾われやすい”ニュースを配信し続けるか、Yahoo!ニュースとはほどほどに付き合いながら、サイトの独自色を守るか、もしくは付き合わないか――。いまや、ニュースサイトの運営には、Yahoo!ニュースとどんな関係を結ぶのかという選択をまずは行う必要がある。
新聞社やテレビ局などと違い、オンラインニュースサイトを運営する企業の中には、経営の主軸に「ニュースサイト」を据えていない企業が存在する。
なぜ日本の新聞にはターゲットという概念が存在しないのか? 国家権力との関係を軸に、新聞が辿ってきた歴史を概観しながら、ターゲット不在のメディアが成立した背景を考える。
日本の新聞読者は高齢化傾向にある――。40歳以下で新聞を読んでいるのはいまや「少数派」なのか。新聞読者数世界一の内訳に迫る。
新聞は終わってるってよく聞きますが、ホントにそうなんですか? 広告の側面から見ると、「新聞はもう死んでいる」はずなんですけど……。結論を出す前にもう少し別の角度から観察してみます。
岩手県大槌町に開設した情報発信/教育拠点「NewsLab♡おおつち」での活動を通して、ジャーナリストの藤代裕之氏がメディアの現代的なあり方を考える。