タブレット端末利用 男性は「1人、外で」、女性は「家族と自宅で」、博報堂調査:スマートフォンユーザーに聞いた
博報堂グループは2月12日、2012年11月に行った「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」第4回の結果を元に、「スマートフォンユーザーのタブレット利用」に関する分析レポートを発表した。
博報堂グループは2012年11月、スマートフォンユーザー1000人に「タブレット端末の利用に関するアンケート」を行った。「タブレット端末を持っているかどうか」という設問に対し、スマートフォンユーザーで「タブレットを保有している」人は17.1%だった。タブレット所有者に「タブレットを一緒に利用する人」を聞いたところ、「1人で使う」(全体69.4%、男性81.7%/女性47.4%)、「夫婦で使う」(全体34.4%、男性27.7%/女性46.3%)などに回答が集まった。男性はタブレット端末を「1人で」利用し、女性は「夫婦で」「子どもと」利用する傾向にある。「男性に比べ、女性利用者は単身世帯以外が9割以上を占めていることが要因の1つと考えられる」(博報堂)。
「タブレット端末の利用シーン」を聞いたところ、「ソファに座りながら」(全体62.5%、男性52.2%/女性81.0%)、「ベッドに寝そべりながら」(全体51.9%、男性48.6%/女性57.8%)と、男女ともに家庭内のソファやベッドでの利用率が高かった。男女別では「カフェ/喫茶店で過ごしながら」(全体38.5%、男性40.7%/女性34.6%)、「バス/電車に乗りながら」(全体25.6%、男性30.1%/女性17.6%)という結果となった。調査からは、男性はタブレット端末を1人で利用することが多く、女性は自宅で家族と一緒に利用する傾向がうかがえる。
詳しい調査結果はこちらから。
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