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第11回 サイレント・マジョリティの覚醒――口コミ効果最大化のために【連載】海外事例に学ぶマーケティングイノベーション(2/2 ページ)

口コミは認知獲得における費用対効果を倍増させるだけでなく、ブランドへの親近感醸成という点で費用対効果を飛躍に伸ばす。オグルヴィ・アンド・メイザー「2013年度グローバル口コミ調査」から口コミの効果を読み解く。

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口コミで人々の話題になる内容は「商品/サービスの特徴」

 今回の調査は、アメリカ、イギリス、ブラジル、中国の4カ国にて、social@OgilvyがCIC(中国の大手ソーシャル・ビジネス・インテリジェンス・プロバイダー)、Visible Technologies(ソーシャル・モニタリング分析とエンゲージメント・プラットフォームを提供している会社)、Radian 6(統合ソーシャル・マーケティングのパッケージソフト「セールスフォース・マーケティング・クラウド」を開発している会社)と共同で実施した。23のブランド、および8本の長編映画に関する約700万のソーシャルメディアでの発言を分析し、人々が関心のあるブランドについてどのように話しているか、そして彼らの深層に眠るインサイトは何かを調べた。

 調査では、マーケターがこれまで肌感覚で信じきた、もしくは信じたいと思っていたことがことごとく覆されるようなファインディングが多く見受けられた。そういった意味でも、この調査は、発見と驚きに満ち溢れた内容であったと感じている。調査結果の全てを紹介することは頁数の関係から控えさせていただくが、いくつか、口コミの本質を探るうえで重要な鍵となる3つのファインディングをご紹介する。

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