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第3回 スマートフォンで小額決済、割り勘機能も――ソーシャルバンキングサービス「Kaching」【連載】海外事例に学ぶマーケティングイノベーション

金融業界ではいま、次世代の決済インターフェイスとして、“スマホを介したコンタクトレス決済”への移行実験を始めている。今回は、オーストラリアのCommonwealth Bankが開発したソーシャルバンキングサービス「Kaching」を紹介する。

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 ソーシャルバンキングとは、ソーシャルメディア上で決済を可能にする個人向け金融サービスのこと。日本では2010年4月に執行された「資金決済に関する法律(資金決済法)」によって、送金サービス(資金移動業)が銀行以外の一般企業でも提供できるようになり、携帯電話、Twitter、ソーシャルメディア、電子マネー、EC(電子商取引)を利用する人の間での送金が可能になった。

 しかし、法整備は進んだものの、実サービスの普及はこれからだ。国内ではソーシャルバンキングの仕組みを利用できるプラットフォームの整備が遅れているからである。海外では、このソーシャルバンキングのプラットフォームが着々と構築されている。今回は、オーストラリアのCommon wealth Bankが展開するソーシャルバンキングサービス「Kaching」を紹介しよう。

「Kaching」:年間70万以上のダウンロード実績

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