質の高いデジタル体験を提供するオープンソースCMS「Drupal(デュルーパル)」は、大規模Webサイト構築の有力な選択肢だが、OSSを使いこなすのは簡単ではない。シンプルかつ強固なセキュリティ対策をして運用するにはどうすればいいか。
パナソニックやNASDAQをはじめ、名だたる組織のWebサイトの多くは、あるオープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)で構築されている。その名は「Drupal」。日本ではあまり知られていないが、質の高いデジタル体験を提供する製品として、大企業がWebサイトを構築する際の有力な選択肢の一つとなっているのだ。
とはいえオープンソースソフトウェアを使いこなすのは、並大抵のことではない。まして複雑化する大規模サイトのコンテンツ管理を全て自前でやるのは現実的な選択とはいえない。
シンプルに、かつ堅牢(けんろう)なセキュリティ対策を施した上でDrupalを運用可能にするためにはどうすればいいのだろうか。
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