あらゆるコミュニケーションチャネルで適切なコンテンツを出し分け、良質なCX(顧客体験)を設計するための戦略が求められている。しかし、言うはやすく行うは難し。マーケティング担当者は目の前の壁をどう乗り越えればいいのか。
Webサイトは単なるカタログではない。顧客と相互理解を深め、購買につなげるための重要な接点である。自社のことをよりよく知ってもらい、製品・サービスの購買につなげたいというのは、あらゆる企業の共通の願いだろう。
そのために企業は日々さまざまなコンテンツを制作している。しかし、顧客のニーズが複雑化し、製品やサービスの数が増えるに従って、用意すべきコンテンツの数は増える一方だ。さらには、Webサイト以外にもメールやアプリ、各種 SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)といったように顧客接点は多様化しており、それぞれに適したコンテンツが必要になる。
そうした状況では似通ったコンテンツを何度も作ってしまうという無駄も生じやすい。著作権管理がきちんとされておらず、使える素材を確認するだけで時間がかかることも起こり得るだろう。
マーケティング業務に占めるコンテンツ制作の負荷は今や無視できないレベルだ。この「コンテンツ危機」をどうすれば乗り切れるのか。次のページで答えを探ろう。
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