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第10回 2013年カンヌ広告祭に見るトレンド(前編)――理想像ではなく現実を描く【連載】海外事例に学ぶマーケティングイノベーション

連載10回目となる今回は、カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルの受賞作品を検証し、受賞理由やトレンド、そして今後の広告の在り方について考察してみたい。

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 今年も世界三大広告賞の1つ、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル(以下、カンヌライオンズ)が開催された。本年のカンヌライオンズの総エントリー数は3万5765作品、昨年比4%増で最多記録を更新した。日本からのエントリーも1093エントリーを数え、受賞式では日本出身のアーティストもパフォーマンスを披露した。日本でも、業界のみならず、一般の方々の間でも、注目度が年々増しているようだ。

 オグルヴィ・アンド・メイザーは最多の155ライオンを獲得し、2年連続でネットワーク・オブ・ザ・イヤーに輝いた他、サンパウロ・オフィスはエージェンシー・オブ・ザ・イヤーを受賞。O&Mグループにとって特別のカンヌライオンズとなった(Ogilvy & Mather retains Network of the Year title at Cannes Lions 2013)。

 さて、連載10回目となる今回は、受賞作品を検証し、受賞理由やトレンド、そして今後の広告の在り方について考察してみたい。

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