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第7回 モバイルが利用される“モーメント”を選び、“モバイルムーブメント”を起こす:【連載】海外事例に学ぶマーケティングイノベーション(2/2 ページ)
今回はソーシャルメディアの拡散性を活かしたコミュニケーションを考察する。また、モバイルというコミュニケーションジャンルをさらに進化させる新たなコミュニケーションデバイス「ウェアラブル」についても少し触れる。
個々とソーシャルの関係性に入り込むマーケティング
モバイルは個人で利用する端末である。
TVのように家族で共有するようなデバイスではなく、非常にパーソナルなデバイスである。PCも同様なことが言えるが、常に持ち歩いて利用されることを勘案するとPCよりもさらにパーソナルなデバイスであると言えるだろう。
また、消費者がどこにいようとも、いつもネットワークに繋がっている。さらに、一対一のコミュニケーションだけでなく、「固」対「ソーシャル」のつながりがある。ブランドがこの環境に入り込むには、消費者がどのようなモチベーションをもってモバイルを利用し、そしてソーシャルに繋がっているのか、この点を重要視してコミュニケーションを設計することが成功の鍵である。
下記に代表的なモチベーションを記載する。
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