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第1回 「チキンラーメン ひよこちゃん」Facebookページの24万ファン数は多いか、少ないか【連載】高広伯彦が聞くソーシャルメディアとマーケティングの今後(2/2 ページ)

日清食品「チキンラーメン ひよこちゃん」公式Facebookページのオープンは2012年7月。オープン後わずか半年で「いいね!」数24万はマーケティング戦略上、成功しているといえるのだろうか? 運営戦略を担当する同社マーケティング部 三宅隆介氏にスケダチの高広伯彦氏が聞いた。

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“ひよこちゃん”のNG基準は何か? キャラクターの管理について

高広 三宅さんの場合、マス広告などにも関わっていらっしゃったと思いますが、従来型のマーケティングコミュニケーションと「ここは違うな」と思ったこと、あるいは、ソーシャルメディア、例えばFacebookでの取り組みにおいて、一番驚かれたことはなんですか?

三宅 始めて間もないころに、新商品情報をストレートにつぶやいたら、そもそもFacebookページ自体の「いいね!」数も少なかったので、あまり反響はなかったんです。やっぱりFacebookは難しいなと思ったんですが、その翌日に、「ひよこちゃんが商品の告知をして疲れて寝ちゃった」という投稿を何気なくしてみたんです。

 寝かせると言っても、しっぽがあるから仰向けでは寝かせられないので、わざわざうつ伏せで寝かせました。すると、その投稿の反響がダントツで良かったんですよ。これで、「なるほどこういうことか」と思ったんですね。


「昨日はよく働いたので、今日はお休みをいただいています」(ひよこちゃん)

 企業のマスコットキャラクターをうつ伏せで寝かせることは、本来であれば企業のキャラクター管理としてはGOしづらいわけですよ。でも、ブランド管理をしている側の部署が運営をしているから、普段実施しないこともチャレンジしやすい。これはFacebookページの運営で重要な経験となりましたね。

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