LINE Dynamic Adsで何ができる? 上手に活用するには?:使えるダイナミック広告 特別編(1/2 ページ)
話題のLINE Dynamic Adsを徹底解説します。
2018年11月29日にLINEがLINE Ads Platformの新メニューとしてダイナミックリターゲティング広告「LINE Dynamic Ads」の提供を開始しました。この新たなメニューは、国内で圧倒的なユーザー数を誇るLINEでダイナミック広告が出稿できるとあって、非常に注目されています。今回は2018年にITmediaマーケティングで連載し、好評をいただいた「使えるダイナミック広告」の特別編として、LINE Dynamic Adsについて解説したいと思います。
LINE Dynanic Adsとは?
LINE Dynamic Adsはその名の通り、LINEのタイムライン上にダイナミックリターゲティング広告を配信することができる広告メニューです。下記の画像のようにカルーセル形式、アイテム単位で広告が表示されます。
本稿執筆時点(2018年12月26日)ではダイナミックリターゲティング広告のみに対応しており、Facebook広告やCriteoのように、サイト未訪問者に向けてダイナミック広告配信をすることはできません。また、ダイナミック広告なのでLINE Dynamic Adsを実施するにはデータフィードの利用が必須となります。
7800万MAUを誇る媒体でダイナミック広告を配信
2018年9月時点でLINEのMAU(月間アクティブユーザー)は7800万人を超え、国内でも圧倒的な利用者数を誇っています。LINEはユーザー数が非常に多いため属性の偏りもあまりなく、日本の人口動態とほぼ同じようなユーザー構成になっています。そのため、10代〜60代まで幅広くリーチできるのが大きな特徴です。
LINE Dynamic Adsの広告配信面はLINEのタイムラインで、アイテム単位のカルーセル形式で広告が表示されます。「LINEのタイムラインって見ている人いるの?」と感じる方も多いかと思いますが、LINE Ads Platformの媒体資料(2019年1-3月)によればタイムラインのMAUは6800万人以上となっており、多くの人がLINEのタイムラインを閲覧しています。ここには、FacebookやTwitterではリーチできない層も約17%含まれるとされており、新たな層へリーチすることも期待できます。配信面は今後タイムライン以外にも拡大予定とのことなので、今後のさらなるリーチの拡大が見込まれています。
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