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キュレーションメディア「Antenna」から考えるスマホ時代のコンテンツビジネス:【レポート】先進事例から探るコンテンツビジネスの未来
コンテンツ消費が4大メディアからスマートフォンへと変遷する中、コンテンツ事業者にとって「スマートフォンに最適なコンテンツの設計」「配信」の2つが大きな課題になっている。第1回 「ITmedia マーケティング」セミナー「先進事例から探るコンテンツビジネスの未来」の模様をレポートする。
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4大メディアからスマホ対応へ――転換を迫られるコンテンツ事業者
2015年3月4日、東京・秋葉原で「ITmedia マーケティング」編集部が主催するセミナーイベント「先進事例から探るコンテンツビジネスの未来」が開催された。かつてコンテンツとは、4大メディアといわれる新聞、テレビ、ラジオ、雑誌を通じて供給されるのが一般的だったが、2000年以降はPCから、そして今日ではスマートフォンからと供給する仕組みがデバイスが変遷している。特に2014年は、ネット上にある膨大なコンテンツの中から面白い記事を選定して、スマートフォンで閲覧する「キュレーションアプリ」が大ヒットし、人々のコンテンツ消費スタイルが大きく変わった。そのためコンテンツの見せ方はもちろん、コンテンツをスムーズに配信するためのITインフラの整備も、事業者にとっては大きな課題となっている。
今回のセミナーは、以上のような課題を抱えるコンテンツ事業者を対象に実施したもの。キュレーションアプリ「Antenna」を展開するグライダーアソシエイツによる「未来のコンテンツ戦略〜若年層のメディア接触の変化から考える〜」と題した基調講演のほか、高品質なコンテンツ配信を支援するNTTコミュニケーションズによるテクニカルセッション、そしてコンテンツビジネスのためのインフラ管理やクラウドサービス活用法を紹介した。
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