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米国企業の平均寿命は61年から18年へ……、生き残る企業の条件とはad:tech tokyo 2014 レポート

存続する企業と倒産する企業に明暗が分かれるのはなぜか? モバイルデバイスにおけるマーケティングの限界に立ち向かうにはどうするべきか? ad:tech tokyo 2014で行われた2名の起業家によるキーノートをレポートする。

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 dmg::events Japan社が主催する「ad:tech tokyo 2014」が9月16日〜18日、東京・千代田区で開催された。2日目のオープニングキーノート「Limitless――不朽のリーダーシップ 6つの本質」で登壇したAKQA CEO&FounderのAjaz Ahmed氏は、ヘンリー・フォード氏、トーマス・エジソン氏、盛田昭夫氏らの名を挙げて、私たちが今ここにいるのは、例外なく先人の犠牲と貢献のおかげであると述べた。

 彼らが設立した会社は今もなお、世界的な大企業として存在し続けている。これには企業を永遠に存続させる責任意識を持ち、次なるリーダーにふさわしい人物を正しく選ぼうとするリミットレスリーダーシップが発揮されてきたためだと指摘する。

 アメリカにおいて、1958年には61年だった企業の平均寿命は、昨今ではわずか18年と非常に短命になっている。スタートアップ企業にいたっては、平均3年程度しか持たないともいわれ、短いスパンで衰退してしまう企業は少なくない。

 21歳で創業したAKQAを、世界各地に拠点を持つ、業界屈指のクリエイティブエージェンシーに成長させたAjaz氏は、これまでにさまざまな組織を研究してきたという。いかにして組織やアイデアを生き延びさせることに成功したのか、尊敬する企業から徹底的に学んできた。それをもとに、成功体験を積み重ね、社会に貢献し続ける組織に必要な6つの要素について、次のように述べた。


AKQA CEO&FounderのAjaz Ahmed氏

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