ニュース
CMOの7つの役割、コカ・コーラは「1」と「7」を実践中:ad:tech tokyo 2013 レポート
CMOの平均勤続期間が2年から4年へと倍に伸びたことが2012年に話題となった。これをもとにマーケティング・ストラテジスト/アドバイザーのベッキー・セイガー氏は、新時代のCMOに求められる7つの役割について語った。
dmg::events Japan社が主催する「ad:tech tokyo 2013」が9月18日〜19日、東京・千代田区で開催された。1日目のセッション「CMO 2.0 デジタル時代のCMOとは?」で登壇したVisaやCharles SchwabなどでCMOを歴任してきたマーケティング・ストラテジスト/アドバイザーのベッキー・セイガー氏は、これからの時代のCMOはビッグデータや新たなテクノロジー、ツールを活用し、戦略的な変革を行っていくことが求められると述べた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 第1回 CMOが日本の組織に馴染まない理由
CMOとは何者か? マーケティングドリブン型組織が持ち得る力とは? マーケティングを軸に組織再編を考える松風里栄子氏の新連載。第1回はマーケティング部門が見直される背景および企業の構造再編を阻む要因を整理する。 - マーケティングの「ビジョン」と「現実」のあいだ
米IBMが2011年に行った「Global CMO Study」の調査結果を基に、世界中あらゆる業界/企業におけるマーケティングの現状とCMOの役割について、その課題と今後の方向性を考えてみよう。 - 「カスタマーエクスペリエンスに一貫性を」――IBMの解答は「IBM Digital Marketing Network」
「IBM Digital Marketing Network」は、クラウドベースの統合型マーケティングサービスである。さまざまなマーケティングサービスを組み合わせてリアルタイムに分析し、マーケティング効果の測定と改善をリアルタイムに行う。 - 第3回 データドリブンマーケティングと「カイゼン」
データドリブンマーケティングは、「見える化」「分析」「仮説設定」「テスト」「改善」という一連の活動をPDCAで展開する手法である。これらの活動のうち、特に重要なのが日本人に馴染みの深い「改善=カイゼン」だ。 - デジタルマーケティング・トランジット・マップ発表、米ガートナー
米ガートナーが発表した「デジタルマーケティング・トランジット・マップ」はデジタルマーケティングに関わるビジネスファンクションやアプリケーションサービス、ソリューションプロバイダーの関係を表現したもの。 - デジタルマーケティング時代の「4P」とは
最近デジタルマーケティングにおける新たな「4P」が登場した。「People(人)」「Purpose(目的)」「Process(プロセス)」「Platform(プラットフォーム)」だ。なぜこの順番なのだろうか。