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PC/スマートデバイス対応のための「レスポンシブWeb」は正解なのか:タスクオリエンテッドデザイン登場(2/2 ページ)
PC/タブレット/スマートフォンそれぞれの使用方法に基づいてWebサイトを設計するタスクオリエンテッドデザインが新たに登場してきた。従来型のレスポンシブWebデザインとの違いをまとめた。
従来型のPC(デスクトップ/ラップトップ)は、キーボードを備えており画面も大きく、3つのプラットフォームの中では最も効率的で複雑なタスクや連続性のあるタスクが得意な一方、当然ながら移動性に乏しい。一方、スマートフォンはマルチタスクツールであり、優れた移動性を持つ。ただし、実行するタスクはできるだけ短くシンプル、単一化されたものであることが望ましい。タブレットは両者の中間として、連続タスクもマルチタスクも扱えるが、長文入力など複雑なタスクはやや苦手とする。
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