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第1回 ソーシャルリスニングで「潜在ニーズ」の創造は可能か?:【連載】マーケティングプランナーのためのソーシャルリスニング
今までのデジタルマーケティングに欠けていたのは、「需要創造型マーケティング」だ。「ソーシャルリスニング」をマーケティングのプランニングに活用し、イノベーションを生み出す可能性を模索する。
初めまして。統合マーケティング(IMC)プランニングの専門エージェンシー「インテグレート」の前野有美と申します。現在、マーケティングPDCAの全体最適を図ることができる「マーケティング・ダッシュボード」を企画/開発しており、さまざまなマーケティング手法を統合する中で、ソーシャルリスニングツールで消費者心理や購買行動を分析し、マーケティングへの価値ある活用方法を研究しております。
すでにソーシャルリスニングを実施している企業は多いことと思いますが、多くは、自社や競合の評判の確認、キャンペーンの反応を見る際に活用してはいるものの、「さらに効果的な使い方はないか?」と模索されているのではないかと思います。ソーシャルリスニングは実は、PDCAの最初のプロセスであるプランニングにおいてもその効果を発揮します。今回はマーケティングのプランニングに役立つソーシャルリスニングの活用方法をご紹介したいと思います。
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第1回 ソーシャルリスニングで「潜在ニーズ」の創造は可能か?
今までのデジタルマーケティングに欠けていたのは、「需要創造型マーケティング」だ。「ソーシャルリスニング」をマーケティングのプランニングに活用し、イノベーションを生み出す可能性を模索する。第2回 そのプランニングは本当に生活者のインサイトを突いているのか?
今回はソーシャルリスニングをマーケティングプランに活かす方法をご紹介します。ポイントは生活者のインサイト(=心のスイッチ)です。従来型の調査では実現できなかった消費者の本音獲得をソーシャルリスリングでカバーします。前編 「買う瞬間」から逆算する価値創出型のマーケティング戦略〜逆算、リアル、複眼のススメ〜
マーケティング戦略立案の出発点は、生活者の「買う瞬間」である。その瞬間、彼らはどんな状態にあるのだろうか、そして、何を考えているのだろうか――。「『買う瞬間』からの逆算思考」など、マーケティング戦略立案に関する3つのポイントを指摘する。後編 プロモーション展開時のポイント――「文脈」「ステーククホルダー」「KPI」
前編ではマーケティング戦略立案の出発点において考慮すべきポイントを整理した。後編にあたる今回は、策定された戦略を実行に移す際の注意点を指摘する。第5回 広告枠に依存しないコミュニケーションをビルディングする重要性について
生活者の情報接触行動において、ソーシャルメディアなどの「2次メディア」の影響力は年々強くなっています。このことは企業と生活者のコミュニケーションの仕方に大きな変化を及ぼしています。広告枠を軸としたコミュニケーション設計に見直しが迫られているのです。第1回 ソーシャルリスニング、はじめの一歩
近年、ソーシャルリスニングをはじめ、ビッグデータ、データサイエンティストなど大規模データをマーケティングに活用する潮流は、日ごとに激しさを増しています。一方で、「何をすれば良いのか?」「試したけれど、良い結果が出なかった」というご相談も多く、多くの企業の皆さまが悩んでいらっしゃるのも事実です。この連載では、ソーシャルメディアデータ活用支援を行ってきた立場から、ソーシャルメディアデータをマーケティングに活用するためのヒントとなるような情報、活用事例をご紹介していく予定です。ソーシャルトレンド情報発信サイト「buzzoo.jp」の運営開始、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは7月2日、ソーシャルメディア関連の話題提供を目的とした情報発信サイト「buzzoo.jp(バズー・ドット・ジェーピー)」を開設したと発表した。