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第5回 専門雑誌かFacebookか、ワインファンにリーチできるプロモーションの模索――リーデル・ジャパン【連載】高広伯彦が聞くソーシャルメディアとマーケティングの今後(2/2 ページ)

250年以上の歴史を誇るワイングラスの名門ブランド「RIEDEL(リーデル)」。ワインファンの心をつかむコミュニケーションの秘訣について、スケダチの高広伯彦氏がRSN JAPAN マーケティング部 デジタルマーケティング プロジェクトリーダー 西村敏雄氏に聞く。

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専門誌、ブログ、Facebook――それぞれの相関性

高広 リーデル・ジャパンのマーケティングの対象者はどういう人々なんですか。

西村 30代後半から40代ぐらい。男女比は半々というところです。

高広 今まではどんなマーケティング施策やプロモーションを展開してきたんですか?

西村 雑誌(ライフスタイル系の雑誌や、レストラン情報などの食の雑誌)への広告出稿や、展示会の開催が主でした。今でもワイン系の雑誌では引き続き、広告を出稿していますが、それ以外の雑誌にはあまり出さなくなりました。雑誌経由での集客が落ちたのが要因です。

 集客が落ちた理由としては、導線の問題だと見ています。セミナーへの申し込みという行為を考えた場合、雑誌だとわざわざPCを開く必要があって、手間がかかるわけです。一方、スマートフォンでソーシャルメディアを見ている場合は、すぐにセミナーの申し込みを行えるので、その分負荷が少なくなるのではないでしょうか。それから、これは僕の個人的な感想ですが、雑誌の広告に興味を持つ人の絶対数が少なくなってきているようにも思います。

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