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第6回 マーケティングはよりITの領域へ【連載】ビッグデータアナリティクス時代のデジタルマーケティング(2/2 ページ)

マーケティングを取り巻く環境が変容しつつある。「クリエイティブ」の力は依然として重要だが、「IT」の力もそれ以上に必要とされるようになってきた。最終回の今回はこれまでの連載を振り返りつつ、強まり始めたマーケティングとITとの結びつきを改めて見直す。

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2013年は社外のビッグデータ活用が鍵

 当たり障りのない予想だが、2013年はデータ活用の議論が盛んになる1年となるだろう。しかし、その活用について大多数の企業が目を向けるべきは、自社で保有しているデータだけではなく、外部に存在するビッグデータの活用に視点を移すべきではないか、という点だ。

 現在のビッグデータのトレンドはハードベンダーの動向がその中心にある。彼らは巨大なデータを保管し、処理する技術を製品化している。巨大データの扱いにおいてはHadoopなどの新技術が登場しているため、彼らにとってはビジネスチャンスでもあるし、顧客にとってもビジネス上、必要な技術である。売ろうとする側のシーズと必要する側のニーズがマッチしているため、ハードベンダーが作り出した現在のビッグデータトレンド自体に問題があるわけではない。

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