調査リポート
AIによる創造的破壊へ準備済み企業 米国は8割、日本は5割――PwC調査:今日のリサーチ
日本企業はAI活用への準備ができているのか。米国と比較しつつ現状を分析しています。
PwC Japanグループは2020年8月25日に記者説明会を開催。2020年3月に実施した「2020年AI予測調査日本版〜日本企業はAI活用への準備ができているのか〜」をテーマに、日本企業のAI活用の現状と今後取り組むべき優先課題やアクションについてPwCコンサルティング シニア・アドバイザーのヤン・ボンデュエル氏が解説しました。
PwCでは2018年より毎年、米国におけるAI活用状況と優先課題について探るAI予測調査を実施しています。日本での調査は今回初の実施となりました。
「2020年にAIが貴社の既存ビジネスを破壊し始めることに対して十分に準備できていますか?」という質問に対し、米国では「強くそう思う」という回答が38%、「そう思う」が44%で、8割を超える企業が準備済みであると分かりました。対して日本では「強くそう思う」が15%、「そう思う」が35%で、準備済み企業は5割にとどまりました。反対に準備不十分の企業は米国では15%(「そう思わない」12%、「全くそう思わない」3%)で、日本では38%(「そう思わない」30%、「全くそう思わない」8%)でした。
2020年の優先課題とは何か
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