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電通、AIを活用したテレビ視聴率予測システムをバージョンアップ:タイムシフト視聴率の予測にも対応
電通は、AIを活用したテレビ視聴率予測システムをバージョンアップした。
電通は、AIを活用したテレビ視聴率予測システムをバージョンアップした「SHAREST_RT(シェアレスト・アールティー)」を開発し、このほどリリースした。
同社では2017年6月、AI開発に強みを持つデータアーティスト(2018年2月に電通の子会社化)と「SHAREST(β版)」を共同開発した。これは、過去の視聴率データや番組ジャンル、出演者情報、インターネット上のコンテンツ閲覧傾向などを教師データとし、ディープラーニングによって放送前1週間のテレビ視聴率を予測するシステム。
今回のSHAREST_RTでは東阪名3地区へのエリア拡大やタイムシフト視聴予測への対応、予測対象ターゲットの拡大などを盛り込み、より高精度に放送前1週間のテレビ視聴率予測を安定的に行えるようになった。
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