連載
真面目な社員が多い企業ほどハマりがち、ブランディングとセールスの連動を阻む構造:B2B営業を成果につなぐブランド戦略(1/2 ページ)
ブランディングとセールスという、目的の異なる2つの施策を展開し相互に連動するのはなかなか難しいものです。今回はその理由を解説します
本連載の1回目「B2Bのブランディング、「売るための仕組み」さえあれば本当にうまくいくのか?」において、持続的で収益の伴った事業成長には「土壌を耕し続ける」、すなわちブランディング施策によって常に事業サイズに見合った潜在顧客を開拓し続けることが重要であると述べました。2回目の前回「ユニクロに学ぶ、セールス施策とブランディング施策の違い」は、ブランディングとセールスの施策は1つの施策の中に混ぜないで、並列して展開し相互に連動するのが効果的であるとお伝えしました。
しかし、それがベストと理解はしていても、理想通りに事が運ばないことも少なくありません。そこで3回目となる今回は、企業組織におけるブランディングとセールスの連動を阻む構造を整理してみたいと思います。
関連記事
- オウンドメディアのUX、「部分」で捉える企業は失敗する
- LINEのマーケティング活用、成功の鍵はブランドの”擬人化”
- 「ブランド・ジャパン2016」、B2B部門の首位は5年連続で「トヨタ」
- データ分析がビジネス課題の解決に生かせていない本当の理由(TechTargetジャパン)
ブランディングとセールスの連動を阻む3つの要因
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- オウンドメディアのUX、「部分」で捉える企業は失敗する
企業のコミュニケーション活動のあらゆるコンタクトポイントにおいて存在するUX。最適なUXを提供するための考え方とはどういうものか。 - LINEのマーケティング活用、成功の鍵はブランドの”擬人化”
「Salesforce World Tour Tokyo 2015」にLINE 上級執行役員 法人ビジネス担当 田端 信太郎氏が登壇。モバイルファースト時代のマーケティングを語った。 - 「ブランド・ジャパン2016」、B2B部門の首位は5年連続で「トヨタ」
日経BPコンサルティングは2016年3月25日、「ブランド・ジャパン2016」の調査報告書を発表した。 - データ分析がビジネス課題の解決に生かせていない本当の理由(TechTargetジャパン)
ビッグデータアナリティクスのビジネス活用において、IT部門が果たす役割とは何か。アナリティクスの本質と必要なツールについて、分かりやすく解説します。