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第4回 A/Bテスト+ヒートマップで、CVRアップは必ず実現できる【連載】今こそ! ヒートマップ

A/Bテストツールはユーザーの「行動」を測定するツールです。ヒートマップツールは、ユーザーの「行動」と「行動心理」の分析データを得るツールです。それぞれ単体で利用してもサイト改善の成果を上げることは可能ですが、2つのツールを併用することで、より大きな成果を上げることができます。

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 A/Bテストとは2種類以上のWebページを制作し、あるユーザーにはAパターンを表示、あるユーザーにはBパターンを表示して、どちらのページのパフォーマンスが高いかを測るテスト手法です。図1はA/Bテストの一例です。


図1  A/Bテストの例 (CVRは「コンバージョンレート」)。上記の例だと、「パターンC」が最もパフォーマンスが高い

 A/Bテストは、データを元にWebページのレイアウトや画像、キャッチコピー、バナーなどのページのパーツを評価することができるため、Webページを改善して最適化を進める上で、勘と経験に頼る場合に比べて、高い効果が期待できます。以前はA/Bテストの「準備」「実施」「結果の集計」をパッケージ化した低コストで使い勝手のよいツールがなかったため、A/BテストはWeb担当者にとって敷居の高いテスト手法でした。しかし現在では、低コストかつ簡単な操作でテストが実施できる米国発のA/BテストツールOptimizelyが日本も含めて世界的に使われるようになってきており、また、日本発のplanBCD(Kaizen platform社)も導入ユーザー数を伸ばすなど、多くのWeb担当者にとって、A/Bテストは敷居の低いものになりつつあります。

 今回は、日本でも最近導入が進んでいるA/Bテストツールとヒートマップルールを組み合わせて使用することで、コンバージョンレート(CVR)を確実にアップさせる方法を解説します。

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