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第41回 ナイキ、コカ・コーラ、ペプシコもやっている「Webでバズるパッケージデザイン」:【連載】ちょっと気になるWebキャンペーン
Webでバズらせたいからといって、なにもWebキャンペーンを張る必要はない。今年に入ってから海外では、パッケージデザインの妙で話題を拡散させようとする事例が大手企業の間で相次いでいる。
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まずご紹介したいのが、スポーツブランド ナイキのシューズ「Nike Free 5.0」のパッケージ。素足のような履き心地を実現するために開発された六角形フレックスグルーブと呼ばれるソールの、つま先とかかとの部分が付くほどグニャリと曲がる特徴を訴求するために、シューズボックスの大きさを通常の3分の1にしシューズを折り曲げて格納した。
「Nike Free Box」と名付けられたこのパッケージは、同シューズのローンチに合わせて作られたプロモーションツールであるため、残念ながらあまり市場には出回っていない。ちなみに、今年のカンヌライオンズでは銀賞を受賞した。
次に、中国のコカ・コーラが制作したボトルキャップ。同社は、空のボトルを再利用してもらおうと16種類のキャップを4万個配布した。その種類は、水鉄砲、口笛、ペイント用のブラシ、シャボン玉器、鉛筆削り器、霧吹き、ダンベルなど。大人のみならず子どもにもリサイクルの必要性を訴えかける、同社の社会的責任を果たす取り組みである。これを紹介する動画はYouTubeで約400万回再生されている。
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