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第5回 サステナブルな(持続的な)マーケティングを展開するために:【インバウンドマーケティング対談】高広伯彦+大元隆志
マーケティングで活用するコンテンツはアセット(資産)であるべきである。サステナブルな(持続的な)マーケティングができていないというのは企業にとって大きな課題なのである。
3年後もお客さんを連れてくる「アセット(資産)」構築のためのマーケティング
高広 サステナブルな(持続的な)マーケティングができていないというのは大きな課題です。サステナブルなマーケティングを展開するためには、その都度広告を買うタイプのマーケティングだけではなくて、企業も自分たちのアセット(資産)をどう積み重ねていくかに目を向けなければなりませんし、そういうマーケティングサービスも必要。先ほどお話しした“コンテンツ型広告”なんて数カ月のキャンペーン期間で終わってしまうものです。同じコンテンツでも、そうしたキャンペーン型のものだけではなく、例えば、自分たちがWebサイトに出したコンテンツが、3年後もお客さんを連れて来るような、アセット(資産)としてのコンテンツであるべきだと思うわけですよ。例えば先の話につながりますが、Eメールを預かっている見込み客が半年後や1年後のお客さんになる可能性があるなら、これもアセット(資産)と言えます。つまり、マーケティング上は、コンテンツという資産、見込客リストという資産、この2つのアセット(資産)を積み上げていくことが大事なのであり、これらを積み上げていかない限り、取り崩すものもないのでサステナブルにもなり得ません。
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