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二極化する位置情報サービス:位置を勝手に取得されたくない
マーケティング戦略の核として期待されている位置情報サービス。「マップや店舗レコメンドなどの位置情報サービス」と、自分の居場所を発信/共有する「位置情報共有ソーシャルサービス」の間ではっきりと明暗が分かれているようだ。
スマートフォンの特性を生かしたマーケティング戦略の核として期待されている位置情報サービス。ユーザーの現在地に基づき、周辺店舗や施設のレコメンデーション情報を配信できるほか、チェックイン履歴を分析することで行動範囲をトラッキングすることも可能だ。だが、そんな位置情報サービスも、現在二極化が進んでいる。2013年9月12日に米調査機関のPew Research Centerが発表した“Location-Based Services”の調査結果によると、「マップや店舗レコメンドなどの位置情報サービス」と、自分の居場所を発信/共有する「位置情報共有ソーシャルサービス」の間ではっきりと明暗が分かれているようだ。
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