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Foursquare、中小企業向けのセルフサービス広告システムをリリース地域密着型広告

位置情報共有ソーシャルアプリのFoursquareが、地域の店舗や中小企業をターゲットにした広告サービスをリリースした。

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 位置情報共有ソーシャルアプリのFoursquareが本格的な広告ビジネスへの参入を開始した。2013年7月26日にClickZ.comに掲載された記事“Foursquare Opens Self-Service Advertising to Small Businesses”(「Foursquare、中小企業向けにセルフサービス広告システムを開設」)によると、地域の店舗や中小企業をターゲットにした広告サービスをリリースしたという。


広告掲載イメージ

 地域密着型広告では、Googleアドワーズのように「イタリアン 西麻布」や「新橋 居酒屋」など検索キーワードを基に広告を表示するタイプのものが一般的だ。スマートフォンなどで自分の居場所近くにある店舗を探すユーザーも多い。ただこうしたモバイル広告だと、実際に広告を見てユーザーが来店したのかどうか分からず、広告効果が測れない。また広告だけを見て、実際に足を運ばないユーザーもいる。これに対し、Foursquareの広告では、広告を実際に見るだけでなく、ユーザーが店舗にチェックインした時にも課金される仕組みとなっている。

 実際にチェックインしなかった分の広告も払う必要が生じるので、負担に感じるケースもあるが、広告プラットフォーム上でユーザーデータは収集できるので、チェックインする前にどの広告を見たかを分析できる。これにより、コンバージョン率の向上に向けた戦略立案が可能だと言う。広告のクリックスルーがない場合にはコスト的に負担はかからず、逆に「クリックされなくても自分の店舗の場所と事業内容をアピールできる」というメリットもある。

 この広告配信プラットフォームは現在アメリカやイギリス、トルコ、ブラジル、ロシアで利用可能であり、今後数カ月の間でさらに適用できる地域を広げていくという。日本国内でも、まだ試験段階ではあるが、Foursquareの広告申し込みページを通じて申し込みができるようだ。

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