シンキングリード、本格的なCRMを導入できる「F-RevoCRMトータル支援サービス」をリリース:初期費用0円
これまで行ってきた200社におよぶCRM導入実績を基に、社内にCRMを活用/定着させる支援を行うことが特徴。
シンキングリードは7月26日、初期費用0円で同社が提供するオープンソースのCRMソリューション「F-RevoCRM」を導入できる「F-RevoCRMトータル支援サービス」をリリースした。契約期間は3年間、月額5万円で次のサービスを受けられる。なお4年目以降は、特別なカスタマイズなどが発生しない限り、月額2万円で利用できる。
1. 3回の導入設定の打ち合わせ、データインポート、F-RevoCRMの環境構築を含む「簡易版導入設定サービス」
2. メールによる運用や操作方法、カスタマイズなどに関する質問の受付や、稼働不良の原因調査/修復、パッチの定期リリースなどを含む「保守サポート」
3. 運用開始から1年以内に3回の打ち合わせを実施し、運用状況を分析する「運用支援」
4. カレンダー機能
5. Web to リード機能の簡易カスタマイズ
6. クラウド環境の利用
本サービスの特徴は、同社がこれまで行ってきた200社におよぶCRM導入実績を基に、社内にCRMを活用/定着させる支援を行うこと。自社内にIT専門スタッフがいればF-RevoCRMの設定/構築は可能だが、CRMは構築後、活用して成果を出していくことが求められる。本サービスでは、シンキングリードが持つ他社の活用事例や失敗事例をベースに、現場への適切なトレーニングを含めたサポートを行い、CRMの全社的な運用を支援する。これにより、多額の費用をかけて社内でシステムを構築しても、使われなくなるというリスクを防ぐという。
F-RevoCRMトータル支援サービスの利用人数は50名までとなっており、50名以上で利用する場合は要相談となる。また、同じく初期費用が無料/月額8万円で、簡易版ではない通常版での導入設定サービスプランも提供していくという。
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