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第5回 ペイパーポストが「ナシ」な理由 〜成果指標と情報流通構造から考える〜【連載】インターネット時代の企業PR(2/2 ページ)

ペイパーポストとは、企業がブロガーに金銭を渡し、企業の情報をブログに掲載させるサービスのこと。確かにこういったものを利用すれば、簡単に企業の情報を多数のブログに取り上げてもらうことができます。しかし、それが何になるのでしょうか?

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マスメディアの情報流通構造は安定している

 新聞の記事に含まれた情報がどのような流通構造をたどって読者に届くかを考えてみると、この独特さが分かるかもしれません。

 企業の情報が含まれた記事の掲載が決定されると、その記事は印刷され、新聞紙という形になり、新聞販売店を通じて各家庭(やコンビニ、駅の売店など)に届けられます。つまり、掲載さえ決定されれば、その情報は各家庭にまで届き、人の目に触れることが容易に想像できるのです。

 テレビの場合を考えてみましょう。企業の情報が含まれた番組が制作されれば、その情報は番組という形になり、電波に乗って各家庭(など)のテレビ受像機に届けられます。番組に採用されることが決定されれば、各家庭に届けられ、人の目に触れるとみなすことができるのです。

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