調査リポート
スマートスピーカーの利便性 最も大きく期待を上回った機能は「外出先からの操作」――アマゾンジャパン調べ:今日のリサーチ
日本全国の一般生活者(20〜60代の男女)約1000人とスマートスピーカーを利用する男女約500人を対象に実施した「スマートスピーカーおよび音声アシスタントに関する調査」の結果です。
スマートスピーカーをはじめとする音声アシスタント搭載家電やインターネット接続が可能なスマート家電に注目が集まっています。音声アシスタントを通じて家電製品を直接触れることなく操作する風景も、少しずつ日常化しつつあるのではないでしょうか。
今回はアマゾンジャパンが実施した「スマートスピーカーおよび音声アシスタントに関する調査」の結果を見てみましょう。同調査では日本全国の一般生活者(20〜60代の男女)約1000人とスマートスピーカー(Amazon.comの製品に限らず)を利用する男女約500人を対象にしています。そのうちスマートスピーカー利用者の属性を見てみると、男性64%、女性36%であり、やや男性の比率が高い傾向にあります。また利用者のうち48%が子どものいる家庭(一般生活者41%)、68%が何らかの仕事に従事する有職者(一般生活者は56%)でした。
女性の利用満足度が期待度を上回る傾向
利用前の期待度と利用後の満足度を比較してみると、女性においてスマートスピーカーの利用満足度が期待度を上回る傾向にありました。最も開きがあったのは40代女性で35ポイント(期待度55%、満足度90%)、次いで60代女性の34ポイント(期待度52%、満足度86%)、30代女性の20ポイント(期待度62%、満足度82%)の順に差が出ています。女性利用者は、利用前はさほど利便性を期待していなかったものの、利用してみると満足している実態が明らかになりました。
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