Amazon Alexaの「スキル内課金機能」についてアマゾンジャパンのエバンジェリストが説明:日本でもいよいよ提供開始(1/2 ページ)
Alexaエージェンシーと音声認識技術に関わる企業9社が音声認識技術の最新トレンドを共有するイベントをアマゾンジャパン協賛にて開催。アマゾンジャパンからは新たな発表もあった。
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2019年5月31日、アマゾンジャパン協賛でAlexaエージェンシーと音声認識技術に関わる企業9社が「Voice UI Show 2019 Spring」を開催した。同イベントの冒頭ではAmazon.comの日本法人であるアマゾンジャパンでAlexaエバンジェリストを務める畠中俊巳氏が登壇し、音声アシスタント「Amazon Alexa」を使ったスマートスピーカーなどの製品群の最新アップデートと、ちょうどこの日に提供開始が発表されたAlexaの「スキル内課金」機能について説明した。
Alexa Everywhere
音声によるユーザーインタフェース(VUI)を活用して新たな顧客接点を作ろうとする動きが活発化している。
AmazonではAlexaを搭載したスマートスピーカー製品を自社ブランドで「Amazon Echo」として販売しているが、そのラインアップは画面を一体化したものも含め、多様な形態を取りそろえるようになった。最新製品としては5.5インチの小型画面を搭載した「Echo Show 5」を米国で販売開始しており、日本でも予約を受け付けている。この他にも、タブレット「Fire」や、テレビに挿して「Amazon プライム・ビデオ」などのコンテンツが大画面で見られる「Fire TV Stick」でもAlexaに対応している。
AmazonのみならずサードパーティーにおいてもAlexa搭載製品は増えている。畠中氏は「さまざまなデバイスが選択可能な『Alexa Everywhere』の世界が実現しようとしている」と語った。
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